| 通説 |
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| 古代ヤマト史 |
私の古代ヤマト史と「通説」には、ヤマト王権創設に約100年の時差があります。この差をまとめてみました。 |
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諸説ありますが、卑弥呼の邪馬台国以降に崇神天皇がヤマトに入ったとされています |
小森の古代ヤマト史は、神功皇后と卑弥呼 |
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邪馬台国九州説 |
邪馬台国畿内説 |
を同時代に存在したと推定しています |
| 邪馬台国 |
宮崎康平氏 島原半島 |
纒向学 纒向遺跡 |
女山神籠石、高良山神籠石、日田市、耶馬渓、宇佐 |
| の位置 |
渡部雅史氏 宇佐市 |
村井康彦氏 唐古・鍵遺跡が相応しい |
(宮崎康平氏の邪馬台国連合に近い)のライン |
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原田常治氏 西都市 |
松尾文隆氏 邪馬台国=(畿内)大和国 |
国東半島の"国"=邪馬台国と見る |
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……纒向辺りに邪馬台国の京があった |
崇神東征の出発基地は、中津が相応しい |
| 投馬国 |
宮崎康平氏 天草市 |
いずれも諸説あり表記困難 |
言及する能力ないが、 |
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渡部雅史氏 行橋市周辺 |
出雲、吉備を無理やり当てるケースが多い |
狗奴国は、邪馬台国の南=熊襲の国⇒熊本県 |
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原田常治氏 宇佐・中津 |
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と見たい |
| 狗奴国 |
宮崎康平氏 児島県出水平野 |
狗奴国には、言及し難いと推測 |
(古代ヤマト史は、魏志倭人伝・日本書紀等の |
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渡部雅史氏 明示されず |
ヤマトの南・東に隣接する強国は、設定し難い |
歴史文献、資料を読解解析したものではなく、 |
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原田常治氏 琉球(沖縄) |
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この分野の入手できた文献からポイントを引用し、 |
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(倭国31ｹ国所在言及は、宮崎・原田氏) |
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想像で繋げたものである) |
| 邪馬台国の |
宮崎康平氏 (ヤマト王権へのつながり?) |
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2世紀倭国乱れた時期、邪馬台国の一部勢力 |
| ヤマト王権への |
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(崇神軍)が、瀬戸内海を東征、途中吉備王国 |
| つながり方 |
渡部雅史氏 古代出雲王国は邪馬台国を凌ぐ |
村井康彦氏 邪馬台国・大和朝廷非連続説 |
を巻き込み、畿内ヤマトで地元勢力長髄彦命 |
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大国で、呉の国と同盟関係にあったが |
神武東征し、長髄彦命に勝利、 |
と争い勝利し、ヤマト王権を創設した。 |
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呉滅亡(280年)と共に邪馬台国(ヤマト) |
出雲が国譲りし、大きく貢献した |
そこに出雲王国(大物主命)が、国譲りとして、 |
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に併合され…、大和朝廷になる |
松尾文隆氏 古代大和の基盤は宇陀の水銀 |
合流し、ヤマト王朝→大和朝廷につながる |
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原田常治氏 神武天皇が大和に婿入りした |
…神武天皇が邪馬台国に攻め入った |
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| 崇神天皇(10)がヤマトにはいってから、継体天皇の時期に九州磐井の乱があり、物部氏がこれを鎮圧した西暦528年までの期間を対比してみます。 |
| 考え方 |
魏志倭人伝に倭国女王の卑弥呼が、西暦248年に亡くなり、男王をたてるも、国おさまらず |
2世紀半ば、倭国乱れて、それに押し出された |
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台与が女王に着き、国を治め、以後晋と国交を続けたとあるも、邪馬台国は、歴史から消える |
邪馬台国の1部勢力(崇神軍)瀬戸内海経由吉備 |
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従い、3世紀後半に崇神天皇がヤマトに入ったとされる |
勢力と争い、講和して、ヤマトに入った2世紀後半 |
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邪馬台国消滅後、崇神軍が入ってヤマト王権創設280年と想定し、継体(26)まで |
(一応西暦160年頃)創設とし、その後以下16代 |
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16代220年の期間となる |
崇神(10)～仲哀(14) =5代の天皇約70年 |
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(後半に巨大前方後円墳時代があり、この期間では、無理?) |
神功～仁徳(16)=3代約120年 ☆☆☆ |
| 崇神天皇(10) |
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履中(17)～武烈(25)=8代約150年(5世代) |
| ～継体天皇(26) |
西暦280年～西暦500年頃 |
約220年/16代(12世代) |
西暦160年～西暦500年頃 約340年 |
| の年数推定 |
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| ☆☆☆ 神功皇后～仁徳天皇3代をまとめました 神功皇后摂政39年=卑弥呼が魏に朝貢景初3年=西暦239年※ を"KEY"としています |
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神功皇后 |
応神天皇 |
仁徳天皇 |
| 日本書紀記載 |
摂政69年/100歳亡 |
在位41年/110歳亡 |
在位87年で亡 |
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これを ⇓ |
仲哀9年生まれ(神功皇后摂政2年前) |
在位67年 陵地を定め陵を築き始めた |
| 在位期間の |
摂政在位期間を1/2に→摂政35年/65歳亡 |
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(巨大前方後円墳は、天皇が自分の功績を誇示 |
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摂政35年≒69/2 /65歳亡≒100-35 |
在位41年/80歳亡…と見る |
するために、自分の在位中に築いた) |
| 修整 |
摂政就任=30歳時=西暦220年仲哀天皇亡後 |
大和朝廷を確立した天皇として、40年かかった |
在位期間を1/2に→約40年 と見たい |
| 日本書記 |
景初3年=西暦239年 ※ |
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約20年かけて、巨大な仁徳陵を築いたか |
| 読み直し |
日本書紀記載の神功皇后39年→摂政20年/50歳 |
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神功皇后亡=西暦239年+15年≒西暦255年 |
西暦260年頃皇位に |
西暦300年頃皇位に |
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逆算で西暦190年生まれ |
西暦300年頃亡 |
高津宮に都、墨江の津を制定=西暦313とされている |
| 参考書籍 |
宮崎康平氏 「まぼろしの邪馬台国」 |
纒向学 (寺澤 薫氏 中心の纒向学研究所) |
※「日本書紀」神功皇后摂政三十九年条の分注」 |
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渡部雅史氏 「大和朝廷成立の謎 |
村井康彦氏 「出雲と大和 |
『魏志云、明帝景初三年六月、倭女王遣大夫 |
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古代出雲王国はから邪馬台国へ」 |
―古代国家の原像をたずねて」 |
難升米等、詣郡、求詣天子朝献。』 |
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原田常治氏 「記紀以前の資料による |
松尾文隆氏 「古代大和は、宇陀から始まった」 |
(注) 神功皇后摂政三十九年・明帝景初三年 |
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古代日本正史」 |
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共に西暦239年 |
H30.8.8掲載 2019.5.2一部訂正
表紙に